企業においても従業員数が多くなれば、
必然的に組織化が求められます。
次期経営者の育成。
組織化に取り組むメリットは、
まずそこが挙げられます。
たとえば経営者は、
「部下をどうやって育てていくか」
も考えなければなりません。
これは組織だからこそ生まれる仕事であり、
そうした意識が芽生えていくことは
経営者として不可欠だからです。
仮に従業員が2、3名だとすると、
経営者が直接、新人の従業員を見ることができます。
すると、中間の従業員が成長しづらくなる。
技術や接客ではなく、それ以外の部分です。
だからこそ組織というものが必要なのです。
従業員が増えていくことで、経営者自身も育っていけるのです。
そのように考えると、たとえ従業員数が少なかったとしても、
人を育てたり、まとめる能力を養っていくことは必要です。
「組織」という言葉は、オーバーに感じるかもしれませんが、
「何のため」に取り組むのかに目をやれば、従業員数は関係ありません。
組織化は会社を大きくしていくにも不可欠で、対外的にも影響があります。
たとえば銀行から融資を受ける、人材を募集するといったことも、
組織化している方が有利になります。
少しずつでも、組織づくりに取り組む。
一人ではできないことでも取り組めるようになるばかりか、
仮に経営者がいなくなったとしても、揺るがずに企業が進んでいける。
だからこそ組織づくりは大切なのです。
税理士事務所TMコンサルティングでは、組織作りのためのご相談も受け付けています。お気軽にご相談下さい。